「資格を取って、士業として独立する」とても魅力的なことだと思う。
実際に私もそう思いつつも、なかなかビジネスのネタが探せない一人でもある。
先日、あるYouTubeを見ていた時に、とある士業なりたての方が、「士業でビジネスを始めるにあたり、どう仕事を探していけばいいか?」という質問を投げかけていた。
まさに、今私ももっとも共感する質問であったが、その先生曰く…
大抵の人は、例えば、今まで培ってきた経験・人脈・スキルを「10」、新たに取得した資格でできることを「10」とした時に、「何か新たに士業らしい仕事をせねば」という正義感から、「10」+「10」=「20」の武器で戦おうとする。
一方、次々とビジネスを開拓できる人は、経験・人脈・スキルを「10」、新たに取得した資格でできることを「10」として、「10」×「10」=「100」の武器で戦うことができるのだ…と。
一旦、士業らしい仕事をしなければならないをいう正義感を排除し、資格がなくてもできる仕事を起点として、結果的に「資格があることで仕事がしやすくなる・広がる」という感覚で仕事を探がすこが大切であると説いていた。
特に、行政書士のようなマルチな資格には、この思考はとても有効であり、妙に腹落ちした。
この新しい思考で、まずは身近なところから世の中を見ていきたいと思った。